Interview02

システム製品部
2013年入社
技術担当

毎日、数万人もの人が利用する駅に、
自分が設計したものが。

私は河原工業に勤めるまで、約8年間にわたり、主にジュニア世代の育成を目的としたテニスコーチをやっていました。その仕事は土日も試合があるので、あまり休めません。そこで、自分に子どもが生まれたタイミングで、転職を考えるようになります。当時、漠然とではありますが、接客業ではなく、一つのことに黙々と没頭できるような業種がいいと思っていました。その中で見つけたのが当社です。つまり私は、完全に別の業界から転職をしたことになります。だから、はじめは「CADってなに?」っていうくらい、業界のことが何ひとつわからない状態。それでも先輩たちが手取り足取り教えてくださり、入社から3年ほどで独り立ちして、今にいたっています。
現在の主な業務は、駅のホームにスピーカーやカメラなどを取り付けるための金具を設計することです。吊り下げているものはどれも重く、しかも人の上についているもの。不慮の事故などが決して起きないよう、強度や安全性には絶対的な配慮が必要になります。すぐに最適な答えが思い浮かばず、悩むこともありますが、毎日数万人もの人が利用する駅に、自分が設計したものが取り付いているのを見ていると、仕事のやりがいにつながりますね。

技術担当画像

大事なのは、その会社で何ができるか。
ここは、人工衛星だってつくれる会社。

いま私が意識的に取り組んでいるのは、自分が抱えている案件に優先順位をつけるということ。もちろん人にもよりますが、当社では平均すると1人あたり5~6案件を同時に担当しています。それらに順番付けをしなければ、どれから手をつけるべきかが分からなくなり、それに迷っていると、無駄な時間も生じます。「大変なものはできる限り先に終わらせて、すでに答えが出ているものは後回しにする」といったルールをつくり、きちんと案件の整理をすることで、仕事の質と効率の両方を高めていきたいですね。
就職や転職の際に大事なのは、「その会社で何ができるか」ということだと思います。私は面接のときに「ここなら、何にでもチャレンジできる。人工衛星だってつくれるよ」と言われたことが、この会社に決めた大きな理由でした。河原工業は、決して大きい組織ではありませんが、あらゆる分野へと出ていくチャンスのある会社です。そして働いている社員も、やる気に満ちた人ばかり。特にプラモデルが好きな人には、合っている仕事だと思いますよ。

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Interview02

時代は「売り手市場」。いい意味で、就職先に悩んでいると思います。 「その会社で何ができるか」を大事に考えて、一度、見学に来てください。